うさぎの暖くん・闘病記録
ネザーうさぎの暖くんは事故で腰椎圧迫骨折で下半身麻痺。でもリハビリをしながら楽しく元気に暮らしてます!
以前からのペレット食欲不振から口内を診てもらったら、舌を刺激して少し傷付いているということで
今日午前に全身麻酔の上で臼歯を削ってもらいました。
背骨の怪我以来、食欲不振も何度かあって、潜在的に尖っていた歯が伸びてしまったようです。
正直、全身麻酔はちゃんと戻ってきてくれるか怖かったけど…診察台で「はっ!」と覚醒したとき
すぐに私の腕に擦り寄ってきてくれてホッとしました。
予め血液検査で麻酔は大丈夫とわかっていたのですが、それでも体調を毎日管理して
なんとかやってる状態なので「目が覚めなかったら…」とヒヤヒヤでした。
それにしても麻酔中、目が開いたままなんですね、うさぎって…。
写真は施術後に帰宅し早速ごはんを頬張る暖。
食べて飲んで、部屋を走り回って寝る…。短いサイクルで繰り返してます。
うれしいー。
体重も最低ラインから40g増えた。
歯や、足の擦過傷、心配は絶えないけどリハビリも必要なので
明日は横浜の動物病院へ東洋医学実践遠征です。
遠征には暖も体力が必要だから、ホント食欲って大事です。
お灸も教えてくださるそうなんです!頑張ってリハビリ~。
暖が毎日やっているビリビリ電気治療です。写真撮ってみました。
最初はこんなにたくさんクリップをつけていなくて、神経に信号を送る目的の軽いものだったのですが。
ある程度足先は神経に反応があって脚の位置を自分である程度調整したり、指を開いたりできるように
なったので最近はお尻や太ももの筋肉を少しでも動かす為の強めの電気治療となってます。
ビクッビクッと定期的に通電しているところが動きます。
1分やって4分休み、30分間繰り返す程度、やらないと効果がないそうなのですが
今は強い電圧に慣れるために、2~3セットを部分によって交互にやってます。
ちなみにこの治療、あまりメジャーでないそうで、かかりつけ医の先生は
うさぎに電気治療したのは初めてとのこと。
エキゾチックアニマルの獣医師が集まった勉強会でも、この治療を行なっているといったら
軽く浮いた存在になったようで…(汗
でもうちの子に関して言ったら、レーザーも電気も効いてるよ?
その状況を見て、新しい治療を考えてくれるかかりつけの先生にも感謝感謝です。
片道1時間半!行ってきました、横浜の動物病院。
副院長先生のホリスティック治療を予約して、今のかかりつけ医からの紹介状を手に
新たな治療へ踏み出しました。
今までは西洋医学。これからプラスアルファで東洋医学も導入です。
今日は、状態を見てもらって、足先に鍼をしてレーザー治療、
その後マッサージの指導をして頂きました。
足先のツボに鍼を刺されて右足が大きく反応!
左足も弱めだけど反応し、若干ずつ感覚があることも確実となり、嬉しい。
マッサージも大事典の応用的な感じで
負担のかからない、この子に即した内容を教われてよかったです。
忘れないように一旦ここに記載しとこう。
<後ろ足のマッサージ>
①つま先の指を一本ずつTタッチマッサージ
②足の甲をつま先に向かって扱く
③膝をそっと伸ばして足先まで自然な屈伸運動3回程度
④足先、膝、大腿部を順にそっと圧迫して離す、を繰り返す。(血行促進?)
⑤足の付け根~たらこチャンの間あたりにあるくぼみに神経のまとまりがあるそうで、
そこに人差し指を当て、そっと3秒ほど圧迫×数セット。
⑥しっぽを根元から先に向かって親指と人差し指でつまみ、ゆっくり滑らせる
⑦しっぽの付け根を親指と人差し指でつまみ、時計回り、反時計回りに3回ずつ動かす。
<肩のマッサージ>
①前足の付け根から肩甲骨までを包むように手でつかみ、親指を両の肩甲骨の間に置き、
ゆっくりと優しく皮膚を頭側へ伸ばすようにする。
②終わったら背中をゆっくり撫で下ろす。
<後ろ足の屈伸運動>
①腹部を片手の手のひら全体で支えて持ち上げ、後ろ足も浮いた状態にする。
②ゆっくりつま先から後ろ足首までをしっかり地面につける。(あんよがあるよ~と認識させる感じ)
③正常な座り姿勢まで手のひらで誘導し、もう片方の手でウエストを支え、座った体勢にする。
④またゆっくり③~①まで戻す。これを数セット繰り返す。
結構なメニューです。
病院の待ち時間など利用してやってみようかと思います。
それにしても、15時くらいに家を出発したら予定より早くついてしまって、
しかも終わって帰宅が19時半…暖も私達もヘトヘトになりました…。
(帰りの車では私の腕の中でぼぅーっと睡眠)
そして初診料と予約診療費で8000円
継続治療費は結構イタイけど、現在のかかりつけ病院での治療と併用するのが
良いだろうということで、週1回をめどに通院しようと思います。
写真は数日前の暖です。朝の光あーびてー♪
チッコタイムに逃走して悠然とこちらを見てます。
暖の介護を始めてわかること…
それはついつい神経質になってしまうこと。
そして、神経質になる必要があることと、ないことの区別がまだつかないこと。
今、すごく気になることは以下の通り。
・圧迫排尿実施の間隔を6~9時間で見ているが、それ以上時間が経っても
出ないとき、あまり膀胱に溜まってなくてもすごく気になる。
・食べる量が減ると、歯のバランスが悪くなりそうですごく気になる。
・手足の爪が少しずつ伸びてくる。切りたいけどまだ骨折が治っていないので
暴れたら大変だから切れない。どこかに引っ掛けないといいけど…と気になる。
・うっかりしているうちに尿焼けなぞができてしまわないかと毎日心配。
・今は安静にしないといけないけど、うっかりしているうちにどんどん下半身の
筋力が落ちてしまうのではと焦る。
・盲腸便がお尻について、濡れタオルでできるだけキレイに拭き洗浄するも
半身浴できちんとキレイにしたい。気になる。
でも安静にしたい為今はやれない。でももう少ししっかり清潔にしてあげたい。
・引きずっている足部分が気になる。摩擦でハゲてこないだろうか。
今後、注意して絶対阻止したい。床ずれも。
書き出してみると、こんなにあるのか、という感じです。
精神衛生上かなり良くないよなぁ、こんなにマイナスなこと考えてるのは。
でも、それだけ前向きに維持しようという意識の表れとも言えない?
暖自身はすごく前向きです。
ケージの奥にいる時間は減って、出入り口付近にみっちり顔をくっつけて、かなりアクティブになりました。
●はまだ小さいけど下痢はなく、ペレットも自主的に食べるようになり。
おやつもモリモリ食べます。
ただ、体重は発症時1.3kg→1.2kgへ。いや、ここでキープすればむしろベスト体重なんだけど。
(発症時ちょっと太り気味だったので)
這いずる速度もかなりUPしました。生き物の適応能力ってやっぱりすごいのね、というくらい。
薬は抗生物質を一週間飲みきったので、明日から非ステロイドの鎮痛剤に移行する。
私は発熱など体調変化に注意してその移行を観察したいと思います。
でも正直…まだ暖の健常だったつい先日までの写真を見るのが辛くて悲しいです。
地面を踏みしめている後ろ足。当然のようにあったものが…。
今回の件以来、うさぎのもろさを痛感すると同時にうさぎの命を扱う怖さをも感じました。
けど、やはり傍らに居る姫ママのベビーはすばらしくかわいくて…生き生きしていて。
ホントにいろいろ今、うさぎたちから勉強させてもらっているなぁと思ってます。
今まで飼って来た犬・猫・鶏達とは違う勉強のさせられ方です。不思議だなぁ。
毎日のレーザー治療、続けています。
事故で怪我してから一週間。少しでもほっとできて、よかった…
ちなみに大阪のうさぎイベントへは旦那と助っ人の知人が出かけていきました。
私は残念ながら、暖の介護の為お留守番です~
さて。
今朝もあれこれ大変でした~。
6時に起きて、お世話しようと暖を見たら盲腸糞がぐっちょりお尻についていていた!
旦那も居る日なら、タライにお湯を入れて、ちゃぴちゃぴ拭ってあげるんだけど
一人だったので、30分ほどかけてずっとお尻を拭きました。
その後、チッコを絞るが出ない。
昨晩8時に排尿させてからまるまる出てなかったが、後に病院で「そんなに溜まってません」と言われ。
やはりちょっと神経質なのだろうか?
暖のお尻などのお世話のあと、美・7、姫&ベビーのお世話。
気づいたら8時になっていて、ぐったりでした。
●がびっとりくっついていると本当大変なのだ。大変さのレベルがぐんと上がる…。
しかも今日は病院から帰ったら、さらに盲腸糞を移動中にしたらしく、またもお尻がベッタリ。
40分かけてきれいにし、櫛で絡んだ毛をほぐしてあげました。
でも、そんな感じで甲斐甲斐しく暖のお世話をしていると、美も7も「自分もかまって!」と甘えてくる。
勿論均等にかわいがってあげないといけないので撫で撫でし、どんどん時間が経っていく…!
そんな中、なんとか仕事(O-P-SHOP)の更新を完了させました。
あぁー。大阪…暖くんと一緒に行きたかったなぁ…
写真は、家族団らんの図。いつもお部屋に暖を下ろすと姫ママとベビー達のところへ行くのです。
かわいぃ…
先日の強制給餌の甲斐があって●もチッコも出ました!
朝は工夫して、少しバナナを混ぜたら流動食も自分で食べた。やった
病院も昨日までよりは足取り軽く行くことができ、ちゃちゃっとレーザー治療。
お腹の音も先日より落ち着いた様子です。
先生からは「事故後の2~3日に急変することもあるけど、この子は乗り越えたと思います。無事にきてラッキーです」と言われました。
とにかくこれから2~3週は骨折治療の為安静に…と。
薬が効いている時間は元気でも、切れると痛くなるから効いてる時間から安静に過ごさせるようにとのこと。
しかし、暖もそろそろ敏感になってきてキャリー=病院と条件付けられてきてすごく嫌がる!
診察台でも、乗った瞬間私にすがりつく!
散々注射されたり、レントゲン撮られたりしたからねぇ…ごめんね。
帰ってきて、12時・6時に圧迫排尿。●は自然に出ているのを確認。
私も圧迫排尿はマスターできてきた
夜には自発的にペレットをもぐもぐ食べてるのを目撃!よかったー!
早めに復活してくれれば、歯のバランスも崩れずに済む。
(強制給餌だと歯を磨耗しないので、伸びてくる。不正咬合の心配が出てくる為)
写真は、マッサージを施されて気持ちよくなり口元を舐め舐めする暖。
こういうひとつひとつの仕草にほっとする…
今日は本当、張り詰めていた緊張がふっと抜けた感じで、私も思わず昼寝しちゃいました。晩御飯もちゃんと作れたし…。(今までかなり適当にレトルトなどで過ごしていた)
昨晩から殆ど何も口にしない暖ち。
病院から先日処方してもらっていた抗生物質の薬を擦りリンゴに混ぜるも食べず。
10時に病院へ行って、注射で抗生物質を投薬してもらう。
お腹は、この1日半ほど食べている量が少ないから胃腸機能が低下してるが
胃腸の調子を整えるお薬と強制給餌で改善させるよう、食餌指導してもらった。
診察台で強制給餌の実技指導を受ける。
チッコも、水分摂取量が少ない為夕方までそのまま待てば良いそうで、
●も食べていないので殆ど出ない。この強制給餌の後が肝心だ。
一応流動食を1パック購入するが、すごく少ないのに3000円!
ミキサーで自宅のペレットと牧草を砕いて作ればいいのだけど、家にはミキサーないから…飼うまでのつなぎ用ということで。
レーザーは初体験。明日も行きます。
夜、●が出た。チッコも一回分ちょうど、圧迫排尿で出た。様子は好調。少し這って遊ぶ。そしてタオルで巻いて保定し、30分ほど格闘して強制給餌完了…
暖はめちゃ怒ってケージの隅っこに行っちゃいました。どうも家にあるシリンジはお薬用という感じで出口が小さく、一回ごとに
流動食を押し出すのに時間と力がいるみたいです。
病院でちょうどいいシリンジを分けてもらおう…。
強制給餌はお互いしんどいから早く自分でペレット食べて欲しい…たのむ…
暖が下半身麻痺になってから、介護していますが、起きていると10分ごとに不安が襲ってきます。
一喜一憂です。私も食欲がめっきりなくなって、図らずもダイエットになってます。
そんな中で、うさ友さんや、同じ症状の子を見事にお世話された方などにアドバイスを頂き、
ものすごく助かっています。このおかげでなんとかパニックにならず、暖を世話することができています。
下記、今日の記録です。
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今朝はほとんどペレットを食べず。水もほとんど飲まず。好きなものを2~3口食べる。
お尻が軟便で汚れていたので温かいタオルでぬぐい、キレイにする。圧迫排尿で無事排尿。
昼に通院、食欲不振なので栄養・消炎剤の皮下注射を受ける。
午後は少し元気に這い回り、居間で暫く過ごす。
夕方、7時頃2度目の圧迫排尿。しっかり出た。
その後お腹ゴロゴロ言いだし、ものを食べず、しんどそう。
9時まで様子を見たが辛そうなので、夜間救急に行く。
レントゲンを撮り、胃に食べ物がたまり、ガスが盲腸にあって胃腸機能低下が見られるとのこと。
骨折部分は悪化なし。
予想していたが、危機的なほどではなく、注射などはせずにすんで、帰宅。
帰ってから牧草・水を口にしてくれてほっとした。
一日に2回の通院はやはりストレスになるだろうから今後はできるだけ避けたい。
でも、行ったことで状態を確認できてよかった。
翌日の通院でレーザー治療を受けられることになったので、そのついでに胃腸機能低下の対応を
医師と確認しようと思う。
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驚くことに、やはりマッサージは効果があるように感じます。
お尻をキレイにする為にタライのお湯につけたり、タオルで拭いたりドライヤーすると暖が反応します。
また、左後ろ足の指がピクピクと動くのを2回確認しました。
Tタッチや足のマッサージは本人も気持ちがいいようで、これからも続けます。
なお、24日の大阪イベントは、私自身は暖の介護の為参加できなくなりました。
旦那と、代理の知人が参加します。
残念だけど、仕方ないよね。それより一人で暖の介護がまっとうできるかすごく不安です…
2007年9月17日に腰椎を圧迫骨折し、下半身が麻痺してしまった後、闘病・通院リハビリをしています。